ジーマーミ豆腐
山茶の楽水定食に付いている人気の一品、『ジーマーミ豆腐』これは落花生で作った豆腐。
初代料理長、津波古さんのレシピを元に少しずつタピオカと芋くずの配分を変え今に至ります。
田芋のでんがく以上に手間暇かかる料理でとにかく体力がいる。
落花生と水をミキサーにかけ布でこす。出来上がったジーマーミ汁に塩少々、芋くず粉とタピオカ粉を混ぜ火にかけること40分間…弱めの中火で焦がさないようにひたすらかき混ぜる。
最後に強火で5分、少しだけ焦げめを付け香ばしさを出す。バットに流し入れ冷やす。
全工程、どんなに頑張っても2時間はかかります。
ねばりが出てくると混ぜるのに腕に付加がかかり全身の筋肉を使う。
特に夏場はただでさえ蒸し暑い厨房で汗だくでひたすら黙々と作る。
坊さんの修行でゴマ豆腐を作る修行があると聞いた事がある。
多分同じ感じなのだろう…。
マクロビ料理教室でゴマ豆腐を作った時、煎りゴマをすり鉢で油分がでるまでひたすらすらないといけないので、こちらの方が大変でした。
出来上がりまでに3時間半かかりましたね。。。
食べるのはあっという間でしたが…
時間をかけ丹精込めて作った料理はやっぱり美味しい。
ジーマーミ豆腐作りは毎日の作業なので二の腕や肩に筋肉が付き4年目には胸筋と腹筋がついてきた。
腕や肩がパンパンになるので時々整体に行くと…
何かスポーツされているのですかと聞かれる。
『ジーマーミ作りを少々…』
『え…』
ジーマーミ作りながら筋トレ
一石二鳥である。
「今までジーマーミ豆腐苦手だったけど山茶のなら食べられる」
「美味しすぎる。ネット販売してほしい」
とのお客様の声を聞くと俄然やる気がでます
さらに美味しいジーマーミ豆腐を提供したいと、現在、女将さん自ら早朝作り、その日出来立てのモッチリ、つるんの絶品!!ジーマーミ豆腐!!
単品¥150で提供しております。
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